代表日記 4月

4月1日(

  本日午前から、学校に行き研究や学級事務。

  行きたくないのだが、しなければならないことがある。まあ、こういうときもあると思い諦める。

  昨日は日直のため出勤。これまで過ごした教室整理の残りを行う。

  教室入口の戸の窓を拭き、流しをそうじ、鏡を拭く。

  残りの掲示物を取り、机の中をきれいにする。

  下駄箱の記名シールが貼ってあるビニールテープを取り、中を再度掃く。

  子どもたちに掃かせて拭かせたのだが、時間の経過とともにほこりが溜まっていた。

  自分の荷物を一時保管してある部屋に行き、整理も行う。

  そして新しく入る教室に八幡ねじを取り付ける。ドライバーやペンチを使い、最後までねじ込むのが大変だった。

  先日まで普通教室3教室を剥離剤を使ってポリッシャーをかけ、水拭きをし、ワックスをかけた。

  さらに一つの教室の補修や塗装を行った(これから他の教室も少しずつ補修を行うことになる)。そのために時間を使い、整理が若干遅れた。

  一通り終わり、すっきりした教室に入る。気持ちがいい。空気も澄んでいるように思える。

 

  研究のリーフレットも完成。A3判にA4判を割り付け印刷。表裏印刷で3枚なので計12ページになる。

  今年度の授業交流会に向けての骨格となる。昨年度に8割を終えていたので、比較的短時間で作成を終えることができた。

  これも本校の先生方のおかげである。私一人ではできない内容だった。

  教育委員会からの予算が少なくカラーでの印刷が難しいようだが、なんとかできないかと考えている。

  平成28年度の研究冊子もやっと届いた。かなり前に出来上がっていたらしいが届けるのが遅れてしまったとのこと。

  先生方の机上に置く。指導案やシートも入れ、追試できる形にした。

 

  明日は北上市総合福祉センターで、3会場目の教え方セミナーが開催される。

  「黄金の三日間」直前のきわめて大切な講座が続く。

  「昨年度は学級経営がうまくできた。保護者からの信頼も得た感触がある。だから今年度も比較的安心だ」

  そう思っているとしたなら、大きな誤りだと知った方がいい。

  相手は成長している人格をもった方々である。自分が成長しなければ相手についていけるはずなどない。

  研いでいない包丁の切れ味は悪くなる。そのような包丁で満足のいく料理などできはしない。

  「まあ、安心だな」と思う意識は、研いでいない包丁と同じ。満足のいく学級経営はできないのだ。

 

  足で稼ぎ、身銭を切って、仲間と一緒に学ぶから「幅も、奥行きも、深みも出る」。

  幅や奥行きや深みは、一人では形成されにくいのである。

  多くの仲間と共に学び、研鑽し、意見を交流し、時には教育論を闘わせるという経験が必要なのである。

  同じことを学んでいても、「新しい発見があった」と思えるような人間であり続けたいと思う。

  実際に、意識すれば新しい発見はあるものだ。この「意識する」ということがきわめて大切である。

  子どもを見る眼も同様であるからだ。

  「新しい発見」を常に意識する教師は、何歳になっても子どもを見る眼が進化する。

  子どものかすかな成長、変化も見逃さず察知する。「感じる」のである。

 

4月3日(月)

  本日から出勤。いよいよ新年度が始まる。

  今日は、新年度準備を完了させる。明日には研究会があり、その準備があるためだ。

  下駄箱、ロッカーなどにシールを貼る。

  4月の職員会議の前後に学級事務を進める。

  教材使用届、教材の購入予算書、出席簿への押印と線引き、年間指導計画への時数変更、デジタル週録への時間割の挿入とこなしていく。

  下駄箱のそうじは他学年の分も行う。仕事は補い合うことが大事だ。

  おかげで午後3時にはすべての学級事務が終了。年次をいただき、早めに学校を出る。

 

4月9日(

  昨日の「第5回TOSS全国1000会場教え方セミナー」北上会場も笑いありうなずきありの連続だった。

  息子の入学式に行ってからの参加。そのため、私の講座は午後に5講座となった。

  どの講座も楽しくそして和気藹々を行うことができた。

  「ペリー幼児教育計画」「21世紀型スキル」の講座のためにいろいろ調べた。

  文部科学省のすごさがよく分かった。日本の教育の素晴らしさも実感。

  「この時期から意識したい荒れない学級にするための学級経営」では、いちばん大切なことをちりばめた。

 

  若い教師は、若さというエネルギーを使い、保護者の信頼を試行錯誤しながら獲得していく。

  しかし、教員生活が長くなっていくと同時に様々な責任あるポジションを任せられ、自分の時間が減る。

  若いうちに、じっくり教材研究を行う時期がないと後で苦しむことになる。

  その大変な充実した経験があって、中堅の教員生活が成立していく。

 

4月25日(火)

  今日から金曜日まで家庭訪問。今日は9家庭。

  4か日で35家庭の訪問であるから、1日当たり9家庭となる。

 

  「田村先生でよかったです!」

  「子どもたちも大喜びです!」

  訪問したすべての家庭から言葉をいただいた。

  感謝。

 

  今年で53歳になるが、今でもそのような言葉をいただけることに感謝。